ひきこもりピアサポート日記

ひきこもりピアサポートの普及と発展を祈念して、当事者会・居場所・家族会などを紹介しつつ、今後のピアサポートの在り方について模索するブログ

居場所に関する私見あれこれ part2

こんにちは。めっきり寒くなりましたね。筆者は冬場になると過眠になる傾向があります。

 

今回は「居場所に関する私見あれこれ」の第2弾として、自分の思っていることを書こうと思います。

ちなみに他の場でも言っていることなので、被っていても気にしないでください。

 

最近居場所で同じテーブルだった方に、近隣の色々なグループを紹介しました。当事者会や、当事者・経験者が参加できるイベントなどです。


そこで伝えたのは、「色々な会に参加して、相性の合うところを見つけるといい」という内容です。


ある居場所が合わなければ遠慮なく別の居場所に行く。これはとても重要だと思います。

もちろん会に参加すること自体が緊張するし、いくつも居場所を回るのは大変なんだけれども、嫌なところに無理して参加するのはお互いにとってメリットが少ないと思っています。


そう考えると、万能な居場所はありません。なのでスーパーマンのような居場所はないという前提のもと、割り切って複数のところに参加すると、各居場所の比較ができます。

 

筆者の経験ですが、やはり相性(雰囲気・内容など)によって行きたい居場所は限られます。筆者が好きなところは、作業がない、いつ来てもOK、何も強制されずにくつろげる空間、そしてフリートーク中心です。いくつかの選択肢の中から自由に選択するのが重要だと思っています。

一番最初に行った居場所は、自分にとって相性が良いところでしたが、3年ほど前になくなってしまいました。

 

なので筆者らは横浜で、ゆるい居場所がほしい、そして自分自身の居場所もほしいと思い、「ひき桜」を立ち上げ、月1回当事者会を開催しています。

 

居場所・当事者会に参加するにあたってのポイントは以下の通りです。

・会場(部屋の広さ、和室かどうか、など)

・参加人数(ひき桜は20名前後と、当事者会としては参加人数が多いです)

・男女比(多くの居場所は男性8~9割になっていますが、ひき桜のように、会の中に女子会を一緒にやっているところもあります)

・内容(複数あるほど、参加したときに選びやすいです)

・アクセス(体力面で問題なさそうか。人通りの多いところを避けられるか、など。ひき桜の場合、紅葉坂という急な坂を上るので、体力をつけたい人には向いているでしょう。桜木町へ向かう場合には、横浜乗り換えは避けた方が良いです(横浜乗り換えはすごい人が多いので…))

・参加費

・過去の記録(写真があると良いですが、ひき桜を含め、顔が写るのはすごい嫌な方がほとんどなので、記録用写真はあまりとっていません。ただし「ひきこもりピアサポート日記」の検索に「ひき桜」と入れれば、過去の様子・感想を見ることができます)

 

なかなか記録を残せるほど余裕のある会は少ないですが、参考にしていただけたらと思います。

くれぐれも広告サイト(ひきこもりを強制的に連れ出す業者が複数あり)には気をつけて。ご家族が引っかかりやすいです。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました(=゚ω゚)ノ

居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ

こんにちは。久しぶりの投稿です。

いつもブログ「ひきこもりピアサポート日記」をご覧いただき、ありがとうございます(*'ω'*)

 

今回のテーマは「居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ」ということで、これから居場所を探し、参加される際のメッセージをお届けします。

 

①居場所とは?

ふらーっと参加できたり、安心して過ごせる場所の総称です。ひきこもり関係の場合、当事者・経験者のみで運営している居場所、スタッフが常駐している居場所、公的機関が設置している居場所など多彩です。参加のしやすさ、対象、参加費などを予めチェックするといいでしょう。

 

②当事者会とは?

ひきこもり当事者・経験者のみの集まりです。よく家族等の方が混じっていると「いつ家から出るの?」「いつ働くの?」「ひきこもりから脱したきっかけは?」など質問攻め・説教に遭うことが少なくないので、参加対象を限定しています。ただ会によって内容は異なり、テーマトーク中心、まったり交流中心、卓球など遊べるなど特徴があります。筆者はゆるい居場所が好きです。

 

③居場所などに参加するにあたっての鉄則

 

その1:過度な期待をしないことに尽きます。

居場所に行ったら助けてくれるんじゃないだろうか、向こうから何でもしてくれるのではないか…など。

 

基本的に居場所は「どう参加しどう過ごすのかは自分が決める」ところです。

ここがぶれていると相手のせいにしがちです。

 

特に当事者会などの自助会は支援機関ではありません。

ひきこもり当事者・経験者の集まりであって、相手を根本から支援することは難しい、なぜなら私たちは専門的知識を持つ支援者ではないから。というか自助会は支援が目的ではないんです。

自助会に「主体的に参加」し、相手と交流したり、似た経験をした人からアドバイスをもらうことで、自分自身の内面の整理や葛藤の軽減、新たなつながりを得られます。これが自助会の醍醐味と言えるでしょう。

 

その2:合わないと思ったら遠慮なく別の居場所を探す

例えば「ひき桜」の場合、まったり交流・卓球などの遊び・女子会がメインです。ただ雰囲気がゆるすぎて嫌に感じる人もいます。

そうしたら遠慮なく別の居場所を探しましょう。ただし過度な期待はしないで他を当たってみましょう。5か所行って1か所合うところが見つかれば良い方です。

 

その3:複数の居場所を巡ってみる

これは必ず行ってください。それによって自分らしく過ごせるところが見つかるかもしれません。

 

その4:何のために参加したいのかを明確にしておく

居場所への参加をためらう人の中に「居場所なんかに行っても意味がない」という方が非常に多くいます。その人にとっては就労・専門相談を希望しているのかもしれない。そうなると目的が違うので参加しないのは妥当と言えるでしょう。

ただその場合の多くは「過度な期待をしている」状態にあります。

過度な期待に沿えるところは自分の基準が高いと見つかりません。

また、相手が何とかしてくれるという発想は自分を苦しめるかもしれません。

なんで居場所に参加したいのかを明確にしておくことで、広い視野から居場所の様子を把握することができます。

 

④当事者会はなぜ必要か

当事者会は必要ないと言う方は非常に多いです。それはそうです。当事者会は社会復帰を目的にしているわけではありません。自分の悩みを共有したり、交流したりすることで、自分らしく過ごすことで「自分のやりたいことを改めて考える」ために存在します。つまり自助会の目標は個々のリカバリーです。

就労などを希望する方は別の就労準備をしてくれるところに行けばいい。そして多くの人とのつながりを求めているならは居場所に参加するのはおススメです。つながりによって元気になります。ただその後どのように人生を送りたいかは自ら考え、周囲に相談しながら決めていきましょう

 

ざっくりと紹介させていただきました。

居場所参加の参考にしていただければと思います。

決して居場所を否定しているのではありません。居場所を含めて様々な選択肢があり、自分の目的に合わせて選んでください、という意味です。

そのため「ひき桜」(居場所・ピアサポート学習会)は今後も継続していきますし、行きたいときに来ていただけたらと思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました(^O^)/

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