頭がとっちらかりやすい筆者が、忘れ物をしないために工夫していること
こんにちは。桜が満開になりましたね。
気温も上がってきてちょっと暑いくらいになってきました。
春だなと実感しています。
今回もきままな日記にはなるのですが、ひき桜やひきこもりピアサポートゼミナールを開催するときに、筆者が当日忘れ物をしないために工夫していることを紹介します。
他の人はどうか分かりませんが、筆者は頭がとっちらかりやすいです。
今日やること、やっておきたいこと、過去のことなど色々なことが突発的に頭に浮かんできます。
良いことも嫌なこともポンポン浮かんできます。
新しいのが浮かぶと直前に浮かんでいたことを忘れやすいので「えっと、さっき浮かんでいたことは何だっけ…」と思い出す作業に時間を取られます。
最初のアルバイト先では「優先順位をつけられるようにした方がいい」と言われたりして、確かに優先順位をつけて取り組むのは苦手だったりします。
それでポンポン物事が浮かんでいるうちに脱線して「あれ何しようとしてたんだっけ」「どこまで準備したっけ」と思い出して、元の手順に戻ります。
まあ元の手順を「う~ん何だっけ…?」ってなりながらも最終的には思い出せるので、すごく困った状態ほどではないと思いますが、忘れ物をするリスクがあるので、それはなるべく減らしたいなと思っていました。
さて今はコロナ禍ですっかり状況が変わってしまったのですが、以前はひき桜関係のイベントが2日連続になってしまったり、外部イベント参加などもしていたので、
毎日持っていくものが違うという状況でした(汗)
なので持ち物を準備するにも、用意している最中に
「あ、明日あれも必要だ」
「あ、明後日あれも必要だ」
「あ、週末あれも必要だ」
と突発的に色々浮かんでしまうので、
荷物の用意が進まなかったり、頭がとっちらかっているうちに直前にやろうとしていたことを忘れて、当日忘れ物をしてしまうこともしばしばありました。
そこで忘れ物をなるべくしないように、引き出しを使って当日持っていくものを日にちごとに分けて入れることにしました。
それがこちらです。
4段の引き出しの表面に「日付」と「イベント」を書いておき、日にちごとに用意するものを仕分けして入れられるようにしました。
写真ではふせんが1枚になっていますが、持ち物が多い場合にはもう1枚ふせんを貼って、持っていくものを思い浮かんだ順にふせんに書いておきます。
あとはひき桜やピアサポゼミなど定期的に開催しているものは準備するものがほとんど同じなので、持ち物リストを作りました。
これで筆者の忘れ物はだいぶ減らすことができました!
明日の持ち物、明後日の持ち物、週末の持ち物と突発的に頭にポンポン浮かんでも、そのとき浮かんだものを引き出しに入れればOK。
引き出しに仕分けしているだけで、荷物の準備・用意が楽になって、忘れ物が減ったのはありがたいです。
3年前くらいに引き出しを使った仕分けを始めましたが、頭がとっちらかっても、思いついた順に荷物を用意して引き出しに入れればOK。
優先順位とか関係なく用意ができるので助かっています。
そんな感じで筆者は頭がとっちらかりやすい部分はあるのですが、工夫してやりくりしているという話でした。
余談ですが、筆者はいつも眠い人でもあるので、突発的にポンポン頭に浮かぶときと、眠くてあまり浮かばないを繰り返しています。
ひき桜とかの当日は移動や荷物運搬で疲れやすいので眠いことが多いですね。
いつも眠い人ですが、もしひき桜などでお会いしたときには気軽に話しかけてもらえれば幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございました。
ひき桜が立ち上がったあたりの雑談と、筆者が抱いていた葛藤
こんにちは。
ブログやホームページなどの更新は、ひき桜のもので手いっぱいで、筆者個人のブログが全然更新できない状態になっています(汗)
ひき桜があと数か月で設立6年を迎えるのですが、なんかひき桜ってどんな感じだったっけな、結構葛藤があった+今もあるんですよね。
っていう話をどこかのタイミングで書きたいと思っていました。
今日はたまたま書くエネルギーが出てきたので
「ひき桜が立ち上がったあたりの話」と
「徐々に抱いてくる葛藤」
について書きたいと思います。
ひき桜って、もともとはある場所で偶然出会ったひきこもり経験者同士で、喫茶店でおしゃべりするようになったのが原点となります。
数か月そんな感じで喫茶店で集まっていて、あるとき「喫茶店でダベっているような感じの居場所があったら面白いよね」という話が出ました。
「じゃあやってみよう~」という勢い・ノリで始まったのがひき桜です。
初期に開催してみた当事者会も、翌年始めたピアサポートゼミナールも、外出企画も、基本は「やってみたら面白そう」というノリの部分が結構ありました。
それで2015年7月に初めてひきこもり当事者会「ひき桜」を開催したところ、様々な年代で様々な地域からご参加いただきました。
インターネットの告知で開催情報を知っていただけたのが嬉しかったです。
さて、そんな感じで始まったひき桜ですが、こちらとしては「居場所とかあったら面白そう」から始まっています。
でも開催を重ねるごとに「居場所として必要としている方がいる」と気づきます。
最初はノリで始まった当事者会が、徐々に「社会的な居場所」と言いますか、必要性が出てきました。
実際に「次回も参加したい」「次回も開催してほしい」という声をいただいてきました。
もちろんひき桜の取り組みに共感をしてくれる方がいるのは嬉しいです。
しかし筆者は徐々に葛藤が生まれます。
ノリでやってみた会が、徐々に社会的に必要性を帯びてくる。
特に広げるつもりもなかった会が、徐々にひき桜の名前が認知されていく。
もちろん認知いただけることはありがたいのですが、ひき桜が知られていくうちに、どんどん「ノリ」ではなく「求められている居場所だから欠かさず開催しよう」という意識の変化が起きてきます。
ただ筆者は思うんです。
別に有名になりたくてやっている活動ではない。
ただ面白そうというアイディアで始まったのに。
ひき桜に「参加者へのフォローが足りない」「運営がしっかり対応してほしい」と言われるようになる。
いつの間にか運営にスタッフ的、支援者的対応を求められてしまう。
僕らも当事者の一人なだけなのに。
まあ、こういったことを書くと参加される方が気を遣ってしまう恐れもあり、気軽に参加してほしいので、なるべく筆者の意見は出さないでおいたんだけど。
葛藤は続きますよね。
ピアサポートについても言えることがあって。
筆者らがやっているピアサポートゼミナールとかの活動は、
原点は「ピアサポートって考え方すごい。とりあえずみんなでピアサポートを学んでみたら面白いのではないか」なんですよね。
それが何年も開催しているうちに、一部からは
「ひきこもりでピアサポートといえばひき桜が有名だ」
という話になっちゃっていて。
筆者らの活動は、ピアサポートについて一緒に学んでみようという、あくまで学習会なんですよね。
それがピアサポートの先駆的な活動をしていると誤解される方もいて。
余談だけど、ピアサポート学習会をやっているうちに「横浜でピアサポートやっている有名な団体はひき桜」という人も現れるようになってしまって。
有名になりたいとは全く思わないです。
なんでかというと、矢面に立つことで色々な方から批判にさらされるリスクがあります。
特にネット上での批判は怖いですね。
実際に誹謗中傷を受けたこともあるし、会ってもいないのに「ひき桜代表さんはこういう活動しているから、きっと嫌な奴に違いない」ということも陰で言われるようにもなって。
いやー、ほんと。
想像で批判されるのは勘弁してほしい。
あと過度に期待されるのも勘弁してほしい。
筆者らがやっているのは「とりあえずピアサポートをみんなで学んでみよう」であって、ピアサポートの最前線をやる気は全くなくて。
僕らの活動は最先端を行くことではない。ピアサポートを資格にすることでもない。
ただ、ゆっくりゆったり過ごせる場所があったらいいな。楽しそうなイベントがあったら気が向いたときにやってみたいな。
そういうゆるさとノリを大切にしたいんです。
でもある程度活動年数が増えてくると、立ち上げ当初に思っていたことはどんどん薄れてしまうなあ。
当初の考え方に戻れないなあ。
といった葛藤です。
なんというかとりとめのない感じになってしまい申し訳ありません。
一応言っておきますが、筆者はひき桜を辞めたいわけではありません。
続いていったらいいなと思っています。
10年続くかはなんとも言えないけど。
そんな先のことは分からん。
今回はひき桜代表さんが珍しく自分の話をしたということで、この話はお開きにしたいと思います。
気づいたら2000字になってしまいました(汗)
こんな人がいるひき桜ですが、変な批判はせず、温かく活動を見守っていただければ幸いです。
ご覧くださりありがとうございました。