ピアサポ報告書の見どころ紹介!
こんにちは。最近暑いですね。今日は第1回ひきこもりピアサポートゼミナールが開催されました。相当濃い内容というか、これ参加費500円ですか?という感じです。
さて、昨年度発行しましたピアサポ学習会報告書「ひきこもり当事者主体による全国初の体系的なピアサポート学習会の実践報告~ひきこもりピアサポートゼミナール連続学習会の活動を通して~」ですが、なんと在庫が半分以下になりました。在庫がなくなったため増刷しました。
今回は報告書の一部のみご紹介し、昨年度+今年度の取り組みを知ってもらえたらと思います。
①報告書の構成
報告書は全23ページ、A4サイズで本文約25000字です。報告書ということで文章はやや硬めですが、報告書用にオリジナル用語集をはさむなどの工夫をしています。本文+アンケート分析+用語集の順番で書きました。
②各章の紹介
第1章:ひきこもりをめぐる問題背景
支援のあり方に疑問を持つ人が増えた中、ピアサポートの役割は何か、ピアの陥りがちな点、本学習会の目指すことを簡潔にかいています。
第2章:ひきこもりピアサポートゼミナールとは何か?
昨年度から開催しているひきこもり当事者同士のピアサポート学習会ですが、なぜこういった学習会を開催しようと思ったのか、意義などを書きました。このページは記事の最後に画像で掲載しております。
第3章:使用したテキストについて
これはSAMHSAが提供しているConsumer-Operated Services(通称COS)のトレーニングテキスト(翻訳版)を使用しました。6つの単元に分かれており、ゼミナールでは12回にわたって学びました。
第4章:ゼミナールの構成・時間割など
3時間構成で開催しました。少人数で話し合うのが中心でした。
第5章:今年度のプログラムについて
昨年度はプレ講座3回+本編12回という構成で行いました。なお、プレ講座はひき桜主催ではなく、ひきこもりフューチャーセッション庵の1テーブルを使って実施しました。
今年度はプレ講座2回+本編12回+発展2回というプログラムになっています。
第6章:2016年度の開催報告
開催した内容、演習テーマ、参加者の声などが掲載されています。さらに2月に開催したひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会の各登壇者の報告内容も載っています。
第7章:最終アンケートの考察
最終回にとったアンケートを集計して分析しました。3つの記述式設問について参加者からの声を分析した結果を書いています。
第8章:ひきこもりピアサポートに関する考察
「1年間の取り組みから得られたこと」「アンケート結果の考察」「経験的知識と専門的知識」「ひきこもりピアサポートは本当に必要か?」について考察を書きました。ほんと書くのが大変でした。
第9章:総括
コアメンバー3名からのコメントです。コアメンバーが3人って時点で厳しい展開ですよね…。アドバイザー2名の助けを借り、何とか12回+活動報告会を終えることが出来ました。
番外:オリジナル用語集
用語集って結構気合入れて作っていたんですよ。といってもプロの訳じゃないので100%あっているかはわかりませんけど、手作り感満載です。
③第2章+第3章の掲載文紹介(画像)
全24ページのうち、2ページ目を掲載しています。なぜピアサポゼミのような取り組みが重要なのかが載っています。ぜひ参考にしてください。
※無断転載禁止です。本報告書を文献として引用する場合には出典を明記してください。
④報告書請求
報告書は送料のみでお渡ししています増刷(自己負担)のため1部500円で配布します。送料は250円です。7部超える場合には追加で送料をいただきますが、複数部の申し込みもOKです。
申込先(ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜 宛て)
hikizakura.yokohama@gmail.com(担当:割田)
送付先住所、希望部数を明記してください。
ひきこもりピアサポートゼミナールは2017年度も継続開催しています。詳細は以下ひき桜ブログをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。