楽の会リーラ家族会で発表しました(その1)
こんにちは。今日は朝からずっと起きていたので、予定に遅れずに行けました。
今回は「楽の会リーラ家族会」にて、筆者が発表を行いました。
テーマは「ひきこもり者の支え合いから生まれる可能性~今まで実現してきた取り組みについて~」で、筆者は初めてピアサポートについて発表させていただきました。
前半は筆者の発表⇒2~3人による話し合い⇒質疑応答
後半はテーブルに分かれてグループトーク
という流れでした。
嬉しいことに、家族会でありながら当事者・経験者の方にも数名お越しいただきました。
この会で話し合われた内容は個人のプライバシーに関わるので掲載できませんが、筆者の発表内容と感想を中心に書きたいと思います。
今回の発表では
①ピアサポーターについて説明
②筆者の行っている活動の紹介
③ひきこもり当事者同士の支え合いの可能性
④ご本人・ご家族へのメッセージ
について話をしました。
よく言われるピアサポーターとはどんな方でしょうか?
学術的には違うかもしれませんが、ひきこもりに関するピアサポーターとは
「ひきこもりを経験した人が、自らの体験を活かし、相手を支える側になって活動している人」と説明しました。
ポイントは「相手を支えることで自分も支えられる」ということです。
例えば相手の悩みに寄り添うことで「自分が役に立つ価値のある存在だ」と実感でき、自分自身がより元気になったりします。
次に筆者の活動について紹介を行いました。
居場所の運営・相談・体験発表・情報発信などがあります。
特に情報発信については、各地でお知らせを配布したり、ブログ「ひきこもりピアサポート日記」に掲載するなどをしています。
ちなみにブログ「ひきこもりピアサポート日記」は、居場所・イベント等の情報提供ツールとして、1年以上して発信し続けています。実は当事者・経験者・家族だけでなく、一部の支援職・医療職・教育職の方々にも、口コミで伝わっているそうです。
様々な活動をしてきましたが、これらが意味しているのは
「自分たちにできることは意外とある」ということです。
筆者もそうでしたが「自分は何もやっていない。怠けている」「自分は価値のない人間だ」「生きていても意味がない」と考えることが多かったです。
しかし実際そんなことはありません。なぜなら、何もやっていないわけではないんです。毎日悩みながら生きていること自体に価値があります。
つまり、悩んできた分、相手の痛みがわかります。相手の痛みが分からないとサポートすることはできません。
なぜピアなのか。それは痛み・悩みをお互いが共有できるからだと考えています。
続きはまた後日書ければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!