【祝!】「障害ピアサポート」出版のご案内
こんにちは。最近めっきり寒くなってきましたね。部屋が寒いので布団をかぶって作業しています。
今回はピアサポートに関する最新書籍のご案内です。
なんと2018年12月17日に、様々な分野の当事者・現場スタッフ・研究者などが書いた書籍「障害ピアサポート」が発刊されました(#^.^#)
一般書店またはオンライン通販で購入できます。
実は筆者も、窓際の1節「ひきこもりなどのピアサポートの現状」だけ執筆しています( ^)o(^ )
※「ひきこもりは障害ではなく、あくまで状態像である」と本文に明記したうえで執筆しています。
筆者にとってはかなり荷が重かったのですが…。
拙文についてはご批判も多々あるとは思いますが、少し参考になれば幸いです。
せっかくなので、一通り読みまして「これはすごい!」ところを紹介します。
①各障害分野におけるピアサポートの歴史や現状がまとまっている!
第3章には、身体・知的・精神・難病・高次脳機能の各分野のピアサポートの歴史が載っています!
これだけ横断的に網羅されている書籍は今までなかったと思います。
筆者が書いた内容(第3章第6節)は「ひきこもり関係」「発達障害関係」のピアサポートの現状です。
課題としては「ひきこもり関係のピアサポートはまだ浸透していないなー…」というのが正直なところです。
また、発達障害関係については専門外でして、少ししか書けませんでしたm(__)m
ただ、全体を通して「ひきこもり」や「発達障害」について書かれているのが筆者の節だけで、ある意味異彩を放っています(苦笑)
②執筆者はなんと25名!
総勢25名がピアサポートについて執筆するという、なかなかない書籍です。
各領域で活動されている当事者・現場スタッフ・研究者の方々が書いています。
筆者のような経験の浅い若輩者がなぜ執筆することになったのかは定かではありませんが、今までの文献をあさりまくって書きました。
③専門的な内容から、個別の思いまで幅広い内容が掲載!
ピアサポートに関する結構専門的な内容が前半部分に書かれています。
中盤には一当事者の立場から見るピアサポートについて書かれています。
終盤には現場スタッフ向けに「ピアサポーターの活用事例」が載っています。
★筆者が書いた項目
筆者の書いた項目は以下の通りです。
・ひきこもり領域における取組み(1.当事者会および当事者主体の取り組み、2.家族会および支援機関の取り組み、3.国および地方公共団体の取り組み)
・発達障害領域における当事者主体の取組み
・ひきこもり領域においてピアサポート活動を行う意義
・ひきこもりなどにおけるピアサポートの現状と課題について
・まとめ
前半はテーマに忠実に書きましたが、終盤に自分の考えや思いを書いています。
サイズはA5、全246ページ、価格は税込み3240円です。
こんな感じの書籍です。
帯や書籍紹介には、ひきこもりなどは全く紹介されていません(苦笑)
確かにひきこもりは障害ではないので、この本だとオマケ的なポジションなのかなと思います。
書籍「障害ピアサポート」の目次などについては、中央法規出版のページをご覧ください。Amazonなどの通販サイトからも購入可能です。
よろしければぜひお買い求めください!
筆者の関係する会(ひき桜、ひきこもりピアサポートゼミナール、ひき町)でも販売いたします。
最後までご覧くださり、ありがとうございました('ω')ノ