ひきこもりピアサポート日記@ひき桜代表ブログ

2022年もよろしくお願いいたします(^o^)/ ひき桜関係のイベント紹介や思っていることをたまーに更新しています。

おすすめの記事(2015年2月18日)

今回はひきこもりに関する記事の中で、特におすすめのもの(2つ)の紹介をします。すでに多くの方がご存じだと思いますが、ちょっとだけレビューも書いています。

 

①「引きこもり」するオトナたち(ダイヤモンド・オンライン)

池上正樹さんが毎週配信している記事です。200以上の記事を作成されていて、一つ一つに読み応えがあります。これを見ると、ひきこもり状況を取り巻く周囲の環境がまだまだ整備されていないことがよく分かります。特に「ブラックサポステの実態」「セクシャルマイノリティー」についてはあまり触れられていない問題なのではないかと思います。そういった実態・事実に切り込んでいる点が良いと思います。


「引きこもり」するオトナたち(外部リンク)

 

 

②「ごかいの部屋」(メールマガジン

⇒丸山康彦さんが毎月1回配信しているメールマガジンです。ご本人にとってもご家族にとっても参考になると思います。こちらも200以上の記事が作成されています。ご本人やご家族が抱える「もやもやした心理状況」をうまく説明していると思います(「自分もそうだった!」のように)。このメールマガジンの内容をまとめた本が2014年に出版され、かなり分かりやすい内容でした。


ごかいの部屋 〜不登校・引きこもりから社会へ〜 - メルマ!(外部リンク)

 

 

どちらにも共通しているのは「当事者目線」に立っていることだと思います。ひきこもり関連の本では「~脱出」のように「外へ出すこと」や「就労させること」が目的になってしまっているものが多いと感じます。

もしご本人が「今すぐ外に出て、すぐに働きたい」場合だと、ご本人の意向に沿っていていいと思うのですが、体調等で心身に余裕のない方にとっては苦痛ですよね。

大事なのは、ご本人の意向に沿ったサポートを一緒に考えて「こんなのはどう?」と意見を出し合うことだと思います。実際にやってみると難しかったとか、意外にもやってみて良かった、など

「試行錯誤しながら一緒に進んでいくこと」

が支援機関に求められるところではないでしょうか。

 

ご意見・ご指摘・ご質問などありましたらコメントいただけましたら幸いです。

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

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