第4回全国ピアスタッフの集いに参加しました(その2)
こんにちは。今週は雨が中心になるそうですね。寒くなるので、毛布を使うことをお勧めします。
先日掲載しました「第4回全国ピアスタッフの集い」の参加レポート(その2)を書きたいと思います。
いつもの通り、集いで話された内容は個人情報が多いため、ここでは個人的に学んだ内容・思ったこと・考えたことを書きます。
集いの2日目は分科会が行われ、筆者は「これからピアスタッフを目指す集い」に参加しました。
ここでは「ピアスタッフを目指している方」「ピアスタッフとして働いている方」の双方から話題提供があり、後半はグループに分かれてざっくばらんに話をしました。
話題提供の中では「(仕事としての)責任」があり、そのためには「体調管理はピアスタッフとして働くための必須条件である」といった感じでした。
雇用側の配慮だけでなく、ピアスタッフも「自身の体調管理」に関しては工夫をすることが必要です。しかしピアスタッフの体調を悪化させる要因の中には職場や仕事内容によるものが含まれているため「合理的配慮によって改善できること」と「自身でコントロールできること」を分けることが重要です。
なぜピアスタッフにも仕事に対する責任があり、自身の体調をコントロールし、仕事をなるべく休まないようにすることが必要なのか?
それはピアスタッフが休むことによって「サポートを受ける【利用者】に負担をかけさせないため」です。職場内のことよりも、利用者のことを第一に考えなければなりません。それはピアスタッフであっても同じです。つまり自分が重要だと思ったのは「相手をサポートする責任」。そのためには「自身の体調管理」は必須条件だと言えます。
でも自分を追い詰めないように気を付けましょう。
全体を通して考えたことは「ピアスタッフの可能性」と「いかにピアスタッフとしてやっていくか」が印象的でした。
今回のブログ記事について誤解を生みやすいのは「結局ピアスタッフになれるのは一部の限られた人だけではないか」「重度の疾患がある人はピアスタッフになれない」といったこと。筆者はそんなことはないと考えています。
まず体調管理で重要なのは「調子が悪くなった時の対処法」をあらかじめ決めておくこと。このように、いざというときにどう乗り越えるかをプランとして立てて、実行できるかが求められるのではないかと思います。
重度の疾患があったとしても「ピアとして活動したい」というブレない気持ち、周囲の支え、自分なりの工夫(できる範囲でできればよい)があればピアスタッフとして十分に活動できると思います。
今回はやや突っ込んだ意見を書かせていただきました。ここで書いたことはあくまで個人の感想です。この記事を通じて議論ができればと思います。そのための起爆剤にはなるのではないでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!