ひきこもりピアサポート日記@ひき桜代表ブログ

2022年もよろしくお願いいたします(^o^)/ ひき桜関係のイベント紹介や思っていることをたまーに更新しています。

居場所などの情報収集の仕方(筆者の場合)

こんにちは。徐々に暑くなってきましたね。

筆者はこの時期、布団だと汗だくになるので、タオルケット(?)を使ってます。

 

今回は「居場所などの情報収集の仕方」について書いてみます。

あくまで筆者のやっていることなので、あまり期待しないで読んでください(笑)

 

「ひきこもり関係の居場所、生きづらさ系の居場所ってどこにあるんだろう?」

と思って調べた人も多いんじゃないでしょうか。

 

地域差が結構あるものの、対象を限定しなければあるようです。

しかし、その居場所情報にたどり着くまでがとても大変!

 

筆者は約7年前に当事者会を探していて、インターネットで調べたことがあります。

当時からインターネットは十分発達していたものの、検索しても全く見つかりませんでした(汗)

結局初めて当事者会情報にたどり着いたのは半年後…。

 

しかも地元に当事者会があるなんて全く知らず、1時間20分くらいかけて隣県の会に行きましたね。

地元情報を知ったのは、初めて行った会に1年くらい参加してからでしょうか…。

 

今思うと、情報収集は

・ヤバい団体やサイトを避けて調べる必要がある

・信頼できる団体・ホームページからリンクをたどって調べるのがダントツで早い

SNSをうまく活用する

・居場所に参加している他の人からのクチコミで情報を得る

が重要だと思いました。

 

その前に!

【大前提】自分の目的に合わせて居場所を探す

居場所の形態は様々なので、自分がどういった場を求めているか。

そこを考える必要があります。

 

当事者同士が集まる場所?

悩みを吐き出せる場所?

相談ができる場所?

個別支援をしてくれる場所?

 

例えば「悩みを吐き出せる(聞いてくれる・共有できる)ところ」といっても、当事者会・支援機関・公的機関(ひきこもり地域支援センターなど)のどこでも悩みを吐き出せる可能性があります。

 

となると次は「誰に対して悩みを話したいか(共有したいか)」です。

「似た経験をしている人」であれば、当事者会や、当事者が集う場(フリースペースを開催している支援機関を含む)でしょう。

具体的な生活上のアドバイスをしてくれる人」であれば公的機関(ひきこもり地域支援センターなど)や支援機関でしょう。

 

こんな感じで、ちょっとずつ掘り下げると、自分の求めている場や内容が分かるかもしれません。

 

★ヤバい団体やサイトを避けて調べる

はっきり言って、情報の取捨選択はとても大変です。

例えば「ひきこもり」だけで検索すると、当事者会情報にはなかなかたどり着けません。

そして、ざっくりした検索ワードで検索すると、危ない団体の情報が上位に出ることも少なくありません。

 

危ない団体というのは、例えば

暴力的支援団体(家に押しかけ、長時間にわたり一方的に説得・説教し、根負けさせたところで外に連行するところ)

法外な額を請求するところ

支援をうたいながら、実際は何もしないところ

ですね。全国にどのくらいあるやら…。

 

こういった危ない団体の情報は新聞でもいくつか出ていますが、消費者庁からも注意喚起が行われています。

ひきこもり支援を目的として掲げる民間事業の利用をめぐる消費者トラブルにご注意ください! | 消費者庁

 

こういった団体に遭遇しないようにするには、情報検索の優先順位が必要です。

 

筆者の場合は

①まず、国の情報にアクセスする

例えば厚生労働省には、ひきこもりに限らず全般の相談ができるところが紹介されています。

www.mhlw.go.jp

 

②次に、地元の自治体ホームページにアクセスする

都道府県が運営しているホームページで情報を探します。

例えば神奈川県の場合、県ホームページと、県が運営するサイト「ひき☆スタ」から情報を調べられます。

www.pref.kanagawa.jp

 

ひき☆スタの団体一覧を見ると、県内に多くの団体があると分かります。

余談ですが、筆者がかつて実施した「団体情報更新のアンケート」に協力いただいたところは情報量が豊富です。

協力的だったところとそうでないところの情報量は歴然ですね(笑)

hkst.gr.jp

③市町村の情報を探す

 

…といった感じで、筆者はまず「公的機関」について、国⇒都道府県⇒市町村の順に徐々に細かい単位で調べます。

 

ただ正直「ひきこもり」だけで相談窓口を見つけるのは簡単じゃないです。

なので「心の相談」など、少し範囲を広げて調べるのが重要です。

 

筆者は民間より先に行政の情報を見ます。

なぜなら「多くが無料」だからです。

ただ公的機関の場合、該当するページを見つけるのが正直大変です。

 

★信頼できる団体から情報を探す

残念ながら、信頼できるかどうかを見極めるのは至難の業です。

筆者の場合を掲載しますが、下記サイト経由の情報で何かあっても全く責任を取れませんので、それを承知で探してみてください。

 

下記サイトは「どんな団体かを筆者自身がある程度知っている」「団体の関係者と直に会っている」のがポイントです。

現在ひきこもり状態、過去にそうだった方向けの情報はこちらです。

 

・ひきポス

2017年より、ひきこもり当事者・経験者が発信を続けている当事者メディアです。

筆者も「あるある!」と共感する内容も結構ありますね~。

実際に参加した方のレポートもあります。

www.hikipos.info

 

・ひきこもり新聞

2016年より、ひきこもり当事者・経験者が発信を続けている当事者メディアです。

情報が古いですが、以前はひきこもり関連イベントをまとめていたときがありました。

www.hikikomori-news.com

 

・ひきこもりUX会議

女子会を探している方は、こちらを見るのがダントツで早いです。

「ひきこもりUX女子会」を主催していて、全国キャラバンで各地で女子会を開催していますよね。

2019年度も女子会全国キャラバンをやるそうです。とりあえずブログを見ればUXだけでなく、ほかの女子会の開催情報を見ることができます。

blog.livedoor.jp

 

★とはいえホームページがなかったり、SNSでしか情報発信をしていないところも…

ということで、色々なサイトを見てもたどり着けない情報もいっぱいあります。

そこで筆者はSNSを使って情報収集をしているのですが、気づいたらすごい長文に…。

 

SNSについてはいずれ書ければと思います。

これも多すぎる情報から必要なものだけを取り出すので、ある程度探し方があるかなーと。

 

ご覧くださりありがとうございました。

このブログ「ひきこもりピアサポート日記」には240本ほどの記事がありますが、多くが古い情報になってしまいました。

 

今日確認したところ「(筆者の)減薬への挑戦」「ピアサポートってどんな活動?」を見てくださる方がとても多いです。

減薬については4年前の状況で、今とは全然違ったりします。

そしてピアサポートについては日々勉強しながらアップデートをしているので、2年前の情報は古すぎるのが正直なところです。

 

ピアサポートについて知りたい方は、ひき桜が発刊しているピアサポートゼミナール実施報告書をご請求ください。ここに最新情報が載っています。

残部はわずかですが、2018年度報告書(概要版)は無料でお渡ししています。

hikikomori-peersupport.hatenablog.com

 

また、筆者は「ひき桜ポータルの更新」「ひき桜ブログの更新」「各種SNSでのひき桜・ピアサポートゼミナール・ひき町の情報発信」を行っているので、それだけで手いっぱいだったりします。

団体運営に必要な作業の8割以上は筆者がやってるので…。

 

なかなかブログ記事を書けず恐縮ですが、気長にお待ちください。

ではでは。

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この間モンブランを買って食べました

 

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