自分探しの中から見つけたもの
こんにちは。更新しようと思ったら、1か月ぶり&クリスマスイブですね!
ひきこもり界にはクリスマスなんて存在しないぞ!(゚Д゚)ノ
…なんて考えている筆者です。
2017年も色々な出来事がありましたが、今回は「自分探しから見つけたもの」というタイトルで、主に自分の心境の変化について書きつつ、ピアサポートについても少し触れたいと思います。
余談ですが、12月23日に年内最後のひきこもりピアサポートゼミナールを開催し、15名が参加しました。筆者は冒頭に、アドボカシーの類型について紹介しました。
さて、筆者がこの1年感じていたこととして「筆者さんはすごい行動しているね」と周囲から言われることが増えてきました。
でも筆者からすると「いや、そうでもないんだけどな」という率直な感想があります。
確かに「ひき桜」を含めた活動は増えていますが、自分の体力・行動力は減少しています。
これって「周囲から見られている自分」と「自分が感じている自分」が大きくずれていると思うんですよね。
もちろんぴったりになることはないですが、ずれが大きいほど「期待に沿わなきゃ…」「頑張らないといけないのかな…」といった、過度な適応をしようとする、そしてその結果疲弊する、といった状態になってしまいやすいです。
この「客観的な自分像」と「主観的な自分像」、一体自分はどちらを大切にして生きているのかを考える機会になりました。
ところで筆者はピアサポートについて素人ながら学んでいますが、ピアサポートの目指すところは何なのでしょうか?
それは「主観的なQOLの向上」と「主観的なリカバリーの促進」の2つじゃないかなと考えています。
※QOL:生活の質。例えば環境を整える、つながりが増える、などにより豊かな生活になっているかの考え方
※リカバリー:端的には「自分らしい人生を、自ら自己選択し歩んでいくこと」
そう、主観的な、というところが重要だと思います。
つまり周囲の価値観ではなく、自分の考える主体的な生活(QOL)を豊かにしていくこと、そして自分らしい人生に向かって自分らしく歩いていくことがとても重要なのではと考えています。
だって周りの期待に応えて、その結果自分を押し殺して生活するって、豊かな生活と言えるのでしょうか?
こういう話を出すと、必ず「詭弁だ」と言われます。確かに理想論だと考えてもしょうがない。でもこれ以上自分を追い込んで、自分がなくなってしまったらどうなってしまうのでしょうか。それによって自殺をしてしまった人が少なからずいることをどう捉えているのでしょうか。
詭弁だろうと、こういう意見を持っていることはきちんと発信する必要があると思っています。
まとめると、豊かな人生というのは他者から決められるのではなく、自分が決めるものです。
この主体的な生活を歩むために重要な要素は「他者とのつながり」と「自己アイデンティティを磨くこと」にあると考えています。
筆者は今も自分探し中。そして生き方模索中です。
模索をしていけば何か見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない。
でも自分で自己決定して模索すること、歩んでいくことは、確実に「自分が主体で生きている」という実感を持つことができます。
この「実感」と、他者とのつながりによって得られる「安心感」が生きていく中で重要なのかもしれないと考えています。実感&安心感はキーワードだと思います。
そんなことを考えさせられる1年でした。
皆さんも良い1年をお過ごしください。
もし関心があれば「ひき桜」の居場所やピアサポートゼミナールに遊びにきてくださいね( ^^) _旦~~
最後までご覧くださり、ありがとうございました(^o^)/