ひきこもり新聞創刊号を読む
こんにちは。めっきり寒くなりましたね。筆者は風邪をひいてしまいました。
今回は「ひきこもり新聞創刊号を読む」ということで実際に読んでみました。
普段新聞を読まないので、新鮮な気持ちで読みました。
なぜひきこもり新聞について採り上げるかというと、一つは「当事者が発信する貴重なメディアだから」、もう一つは「実は筆者もWEB版の記事を寄稿しているから」です。
どの記事を書いているか、探してみてください(笑)
ひきこもり新聞は様々なメディアで採り上げられていますが、筆者は実際に新聞を読んでみてどんな印象・感想・意見を持ったかを書きたいと思います。
※記事の内容は著作権等がありますので掲載はしません。気になる方はぜひ新聞をご購入下さい。
①1面:なぜひきこもり新聞を創刊するのか
うん、これがないと新聞を創刊した意味が分からないですよね。新聞の編集長(ひきこもり経験者)のエピソードと、力強いメッセージが込められています。
ひきこもり経験があり、外に出てからアクティブに活動する人がいると、しばしば「あの人は特別だから」「どうせ軽度のひきこもりだったんでしょ」「そもそもひきこもりじゃなかったんじゃ?」などの声が挙がります。
筆者からすれば、そういう「ひきこもり当事者・経験者内の差別」はやめた方がいいですね。不毛な主張で、議論になりません。
そういう「声を上げ始めた人」を、事情も知らずに揶揄するのはどうかと考えています。
さて、脱線してしまいましたが次に行ってみましょう。
②6面:この人に注目!第1回:林恭子さん
この方はすごいエネルギッシュですよ。女子会を主催し、精力的に活動されています。
「女性の集まる場が圧倒的に少ない」という声をしっかり拾ったところが素晴らしいと思います。
居場所は男性が多く、女性が居場所で孤立してしまいがちです。女子会は貴重な居場所になっていると思います。確かUX女子会は最近80名以上の女性等が参加されたそうで(驚!)
男性には想像がつきにくいかもしれません。そんなときは「女子大に男性が一人で立ち入る姿」を想像してみてください。ものすごい緊張しますよ。
③8面:イベント紹介
これは筆者も一部協力しています。各地の当事者会やイベントを一覧で掲載されています。この「ひきこもりピアサポート日記」も情報発信がメインなので、そのあたりは共通しているのではないでしょうか。
ひきこもり、というと家でゲーム・インターネットをしているイメージがあるかもしれませんが、全く使わない人も割といます。そういった方々に紙面で情報を伝えるのはとても意義があると思います。
ひきこもり新聞(紙面版)の購入を希望される方は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
info@hikikomori-news.com
定価500円、当事者価格100円、応援価格2000円です。
実際に応援価格で購入いただいた方もいます。
そんなこんなで1200文字超えてしまいました。斎藤環さんのインタビュー記事には一切触れられず、でも当事者中心の新聞であれば筆者としてはいいのではと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!