第11回全国若者・ひきこもり協同実践交流会に参加しました
こんにちは。筆者は最近アクティブに動いています。ただ睡眠障害であまり眠れないので、ここ最近の睡眠時間が3~4時間前後です。その割には意外と何とかなっています。
先日福島で2日間かけて行われた「第11回全国若者・ひきこもり協同実践交流会」に参加しました。
このイベントは、主に若者支援やひきこもり支援などをされている方が全国から集結し、全国の先進的な状況を学びながら交流をするという内容です。
実践者向けの交流会とのことですが、筆者を含めひきこもり経験者の参加も増えてきているようです。
今回は全国から500名以上の方が参加され、多くの人でごった返していました。
個人情報などの関係で大会中に話されていた内容は掲載できませんが、感想などを中心に書きたいと思います。
1日目のシンポジウムでは、ひきこもりの経験のある方で現在様々な活動を行っている方が数名登壇し、座布団を敷いてトークライブを行うという、なかなか面白い内容でした。
ひきこもり経験者がサポート側に回って支援をしたり居場所を立ち上げたりするなどが少しずつ行われています。そういう意味で、お偉いさんの話を聞くよりもかなり頭に入ったと思います。
あくまで筆者の感想ですが、今まではひきこもり状態の本人を「支援する」というのが一般的でした。しかし今回の印象としては「同じ経験を持った人同士だからできること=ピアサポート」にスポットが当たっていました。つまり「仲間同士の支え合い」というのがキーワードだったと思います。
その後筆者が参加したのは特別分科会「家族交流会」でした。
他の分科会も検討していましたが、当事者団体の方や家族会の方とお会いしたかったこともあり、飛び入りでこの分科会に参加しました。
なにより今回の交流会で得られたのは、各地で当事者会や居場所を運営している方々とつながれたことです。
交流会では地元の状況も伝えつつ、各地の居場所をどんなふうに行っているかを聞くことができました。
実は当事者グループ同士でつながることは想像以上に難しいです。
筆者も運営していて痛感することですが、どこに当事者会があるか分からないですし、どんな内容なのかすら分からないことが殆どです。
その状況で「さあ連携しましょう」といっても、まずつながりません。
そのため今回のつながりはかなり重要なことでした。
分科会の時間が計7.5時間と、とんでもない分量でしたが、多くのつながりと学びを得られたと思います。
今回の交流会で、東北・北陸・関東・東海・九州で活動されているひきこもり当事者・経験者にお会いできました。
次回は2017年3月4日(土)~5日(日)に東京で行われます。
もしかしたら筆者も分科会で発表しているかもしれません。
余談ですが福島滞在中に、お世話になっている方と円盤餃子を食べに行きました!
端の部分がパリパリしていておいしかったです。
福島に行かれた際には食べてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!