楽の会リーラ家族会で発表しました(その2)
こんにちは。最近ブログに書きたいテーマがたくさんあるのですが、いつも書くのに2時間以上はかかってしまうので、少しずつ更新していければと思います。
引き続き、楽の会での発表などについて取り上げたいと思います。
前回はピアサポートについて解説し「自分たちにできることは意外にある」ことをお伝えしました。
今回は「ひきこもり当事者同士の支え合いの可能性(後半の発表内容)」について取り上げたいと思います。
当事者同士の支え合い(≒ピアサポート)はなぜ重要なのでしょうか?
もちろんピアサポートは万能ではありません。できることもあればできないことも多くあります。
それでも一定の可能性があると考えています。
例えば
「経験した者同士で分かち合えることがある(冷たい対応・偏見などにより苦しんだだ、など)」
「自分の持っている経験は、必ず他の人の役に立つ」
「相手を支えることが自分自身の糧になる」
などが挙げられます。
これらは「自分が色々経験したことを、知識として活かしているから」できることだと考えています。それが出来る人は限られていますし、近い立場の方によるサポートは比較的安心できるかもしれません。
また、ピアサポートは「相手の役に立つためにできることをしたい」という自主的な思いが前提としてあります。つまりピアサポーターは、基本的には仕事意識でサポートをしているわけではないと言えるでしょう。
ひきこもり当事者によるピアサポートは殆ど行われていない現状がありますが、少しずつひきこもり当事者・経験者同士がつながり、色々な活動を行ったり提案するなどを始めています。最近までは「そもそもつながる場所がなかった」という状況でしたが、一部の地域ではつながれるところがわずかに出来ています。
こういう活動は地道に長くやっていかないと実現できませんが、筆者を含め少しずつ動いています。
最後にメッセージとして
「自分のために行っていることは、将来相手のためにもなる」
「生きる意味・自分の可能性・生きていくための希望は、案外「つながること」から生まれてくる」と述べました。
これはあくまで筆者の経験ではありますが、筆者自身は信頼できる人とのつながりで元気をもらうことができ、必要とされていることに気づきました。
絶望している状況でそういう気持ちを知るのは難しいかもしれませんが、こういった少しの前向きな視点が、新たなきっかけやつながりに結びついているのだと思います。
このような感じで、実はまとまっていない発表内容だったかもしれません。しかし今回は筆者の持っている思いを割と伝えることができました。今後もブログなどを通して意見の発信や、各地のイベントの参加レポートをお伝えできればと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!