居場所に関する私見あれこれ
こんにちは。気づいたら1月の後半になっていました。
その間、多くの方がブログにアクセスしてくださいました。ありがとうございます。
今年もひきこもり関連の居場所・家族会・イベントなどを紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それにしても年末年始から今まで、なかなか外に出れない状況が多いです。
というのも、過眠がかなりひどく、一日16時間以上寝る日も多いからです。
朝起きる以前に、起きてみたら日が暮れていた…ということも最近はあります。
ひきこもり関連の集まりがあって、行ってみたいけど時間内に行けなくて諦めることもしばしばあります。
そんな状況でも筆者は居場所に「継続して参加したい」という思いはあります。
今までもそうでしたが、居場所に行くと様々な方がいらっしゃいます。
自分の考えていなかったことを教えてくれますし、会話によって刺激を得られます。
さらに「居場所に参加した」という達成感はかなり大きなエネルギーになります。
参加することに意味があるというのは本当ですよね。
そして居場所に参加してみると、そこからほかの居場所の情報などを得られ、次々とつながっていきます。そういったきっかけを得られるところが居場所だと実感しています。
もちろん「居場所に行くまで」が出来ないから困っている、というのが一番の悩みどころです。筆者もそうでしたが、居場所のメリットがあったとしても、エネルギーがなければ行くことができませんでした。
ではエネルギーを蓄えるにはどうすればいいか。それはネガティブな状況や情報を減らすこと。筆者の場合、嫌な情報はカットしていました。
インターネットでは特に誹謗中傷が多く、それを真面目にみていると鬱になります。
そのため自分にとって必要な情報を「選択する」作業がとても重要です。
また「対人恐怖があるので(居場所などに)行けない」という方も多いです。
なので安易に居場所を勧めることには慎重にならないといけないとも思います。
ちなみに筆者の関わっている範囲だと、ひきこもり当事者・経験者が自主開催している当事者会は比較的居やすい場かなと思います。
というのも、主催者も参加者も対人恐怖の方が少なからずいらっしゃり、話すことを強制されないことがほとんどです。似た悩みを持っているからこそできる環境であり、お互いが悩みを分かち合いやすいというメリットがあります。
あとは居場所に行けなくても焦らないことでしょうか。
参加するのもしないのも自由であり「自分で選択できる」。
まずは自分自身で選択できる環境があるといいなと感じます。
自室だけだとかなり制限しないといけないので、選択の余地がないことがほとんどです。物理的にも精神的にも。
最後に、なぜ「継続して…」が重要なのか。
それは人のつながりが「新しい選択肢を生む」からと個人的には考えています。
ほとんど知られていないことですが、居場所に継続的に参加したことで職を得られた方も少なからずいらっしゃいます。そこにあるのは「信頼関係」です。
信頼関係があるとそこから舞い込んでくるものはとても多くあります。それはお金というよりは、自分を元気にしてくれるきっかけが大きいかと思います。
そういう意味で何度も参加してみることで得られるものに大きな価値があると考えています。
自分にとって何か大事か、それを実現するにはどうすればいいか、というのを他の人と検討してみるのもいいかもしれませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!