ひきこもり大学山梨ーGENーに参加しました
こんにちは。ブログは連休ということでお休みでした。といっても筆者は目の病気により、寝て過ごしていることが何日かありました。今後も筆者の体調次第で更新頻度が変わりますが、自分のペースで更新いたしますので、お時間のある時にぜひご覧ください。
先日「ひきこもり大学山梨ーGENー」に参加しました。
「ひきこもり大学」といえばおなじみの当事者主体イベント(当事者の方が発表できる機会として)ですが、今回のイベントは、企画・運営・進行などの全てをひきこもり当事者・経験者が行っていました。ひきこもり当事者が活躍できる社会っていいなと思いました。
第1部はひきこもり当事者・経験者・生きづらさを抱えた方のみのイベントで、ひきこもり当事者3名によるトークセッションが行われました。
個人情報の関係でトーク内容の掲載はできませんが、それぞれの持っている「当事者性」をテーマに、各々が思っていることを話されていました。
筆者も思いますが、ひきこもり状態が解決したとしても、他の人との関係や自分の悩みについてはずっと引きずって今に至ります。だからひきこもり当事者ではなくなったとしても「当事者性」は残ると思われます。
当事者性を持っているから、今ひきこもっている人の気持ちに共感できるところがあるのではと思いますが、一方で当事者性があることでその後も悩み続けるというのがあります。
2限目はご家族・一般の方も参加して、山梨版フューチャーセッションが行われました。
東京で行われているフューチャーセッション庵~IORI~の形式を参考にして、今回は4つのテーマで別れて対話を行いました。
・親子について
・ピアサポートについて
・就労について
・フリー
フリーのテーブルは庵ではおなじみですが「基本的に何をしてもいい場所」となっています。例えばテーマトークは苦手な方、対話セッションに疲れてしまった方、一人で過ごしたい方などが自由に過ごせるテーブルです。
ちなみに筆者はピアサポートテーブルでもう一人のピアサポーターの方とファシリテーターをやっていました。
ピアサポートテーブルでは、まずピアサポートについての簡単な紹介と、筆者もピアサポーターとして活動しているので、その実践の紹介を行い、その後「ピアサポートと聞いてどんな印象を持ちましたか?」や「ピアサポートの今後」などについて対話を行いました。そこで分かったことは、地域格差がかなりひどいこと、特にピアサポーター受け入れの環境が整っていないこと、ピアサポーターは専門職や行政機関と連携する必要がある、などの話になりました。
まだまだピアサポートについては発展途上の分野なので、今後も対話が続けられる必要がありますと筆者は考えています。
今回のイベントでは計40名が参加されました。山梨での開催でしたが、東京・神奈川・茨城・大阪などの遠方の方もいらしていました。地元の方も、遠方の方も参加しやすいと思えるイベントだったのではないでしょうか?
ご感想などはコメント欄かお問合せメールアドレスまでいただけると大変嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!