ひきこもりピアサポート日記

ひきこもりピアサポートの普及と発展を祈念して、当事者会・居場所・家族会などを紹介しつつ、今後のピアサポートの在り方について模索するブログ

ひきこもりピアサポートにおける筆者の価値観について(その1)

こんにちは。昨日たまたま天気予報を見たところ、日本の南に3つの台風があるという状況なんですね。3つ続けて通過されたらたまったもんじゃないですね。みなさんも可能な範囲で土砂災害・水害にご注意ください。

 

今回は久しぶりにこのブログのタイトルに沿った内容についてとりあげます。

 

日本では現在のところピアサポートとは何か?」という問いに対して、具体的で説得力のある解答というのは出ていないというのが筆者の印象です。しかし重要な価値観信念という部分がピアサポートの共通基盤になっているので、それを参考にしつつ、筆者なりの考えを述べたいと思います。

 

★基本的なスタンス

筆者はひきこもりの経験があり、短期でしたが、心理的に相当追い込まれていました。つまり精神的な余裕がなく、自分がどのような将来像を描くか、この先どうしていきたいのかを考えるのが困難でした。

 

そこで自分が現在関わっている中で常に心がけていることをいくつかご紹介します。

まず「ご本人の同意なしに家の外に出そうとしない」

……これって当たり前でしょ?と考える方は多いかもしれませんが、世間では一般的ではありません。

その象徴としてよくある支援者の関わり方について触れます。

よくあるタイプの支援として「ご本人を外に出すために」アプローチしていきます。

ピアサポートの観点から言えば関わる際の「目的が異なっている」ことに気づきませんか?

 

ここで考えていることは、2通りあります。

①ご本人が「外に出たい」と思っているが、様々な要因によって出れない場合

ピアサポートであれ、専門職の支援であれ、ご本人が外に出れるようサポートします。

②ご本人が「外に出たい」と思っていない場合

⇒この場合は大きく異なります。支援職であれば、この場合でもモチベーションを上げたり、メリットを紹介するなどをして、外へ出す方向へ働くことがあります。

ピアサポーターの根本的な価値観は「ご本人の意向を第一に、一緒に考える」ということが挙げられます。

 

つまり両者の違いは「何を目的にサポートをするのか」ということです。

ピアサポーターの強みは、ひきこもった経験に基づく価値観を持っていることです。つまり、自分がされたくないことを相手に強要しない、しかも「外に出たくない」理由が何かがはっきりしていません。例えば対人関係が苦手であったり、環境による要因が考えられるかもしれません。

⇒であればピアサポーターの重要な役割として、

(1)ご本人の意向を一番にするために

(2)環境や世間体にとらわれないサポートをする(つまり「外に出すこと」を第一目標にしない)

というのが本来重要なことではないのでしょうか、と筆者は考えています。

 

おそらく色々なご指摘やご意見があると思いますが、コメント欄または右側に掲載のお問い合わせアドレスまでお願いいたします。

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

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