当事者主動サービス学習会(第2回)に参加しました
こんにちは。最近筆者はある方と4年ぶりに再会しました。偶然のすごさというか、世界の狭さというか、久しぶりにお会いすることができたので良かったです。
今回はピアサポートに関する学習会
「当事者主動サービス学習会(第2回)」に参加しました。前回は当事者主動サービスの「歴史や機能」について学びましたが、今回は「原則・考え方・実施例」について学びました。
当事者主動サービスとは、当事者が中心となって作る取り組み(例えば自助グループやピアサポート)のことを指しますが、こういった当事者グループには一定の原則に基づいています。
この原則は2つの領域に分けられます。
①解放志向機能(自主性・自己選択・意識の向上)
②ケア機能(リカバリー志向・ピアサポート・互助のコミュニティ)
といったように分けられます。
では当事者主動サービスはどのような形で実施されているのでしょうか? これは以下の通りです。
①相互サポートグループ(自助グループ)への参加
②困ったときの一時避難所
③さまざまな援助サービス(疲れたときに休める場所の用意・薬の管理・啓発活動)。日本では普及していないが、アメリカではピアサポート団体が住居・就労など多くの支援を行っている。
今回の学習会は全体的に難しかったです。今後ピアサポートが広がるにあたって、目的・目標をはっきりと定め、何のためのピアサポートグループなのかを把握しておくことが重要です。
例えばフリースペースであれば「自由にのんびりすごせる環境を作る」、ピアサポートグループでは「参加することでお互いが連携し、精神的安定を得る」などが挙げられます。このような何かしらの目標設定が今後ますます求められるでしょう。
難しい内容でしたが、皆真剣に議論していて、新たなことを多く学べました。
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