斎藤環さんの講演会に参加しました
こんにちは。
このブログは当初の予定では月1回程度更新する予定でしたが、1週間で15記事書いていました。自分でもびっくりしています。今後はゆっくり書いていこうと思いますのでご了承ください。
先日、斎藤環さんの公開講座に参加したので、ざっくりと内容を紹介しようと思います。
斎藤環氏といえば「社会的ひきこもり」を出版し、知らない人はいないくらい有名な方です。今回の公開講座では「思春期解剖学」というタイトルで講演されていました。実際に見かけるのはこの講演会が初めてでした。
内容がすごく難しかったので、筆者がテーマごとに分けてみました。
①まず「ひきこもり状態」について。
・誰かに認めてもらいたい(承認)。特に「他の人からの承認」に依存しやすい。しかしその状況はとても危険である。
・今の世の中はコミュニケーション能力が重視される傾向。コミュニケーション能力とは「自己主張力・共感力・同調力」である。
②つぎに「周囲との関係」について
・重要なのは「自分と周囲との関係」について、自分を支持してくれるような関係を確立すること(自己愛)。
・特に、周囲に支持してくれる人たちがいて、そういった人たちが継続していることが求められる。
③認めてもらえる環境(承認)を得るための段階
(1)まず家族からの承認
(2)職場・学校などの居場所での承認
(3)友人関係など
(4)継続的な人間関係
といった順序で承認を得られる環境が増えていくことが望ましい。
④質問コーナーより
・ひきこもり状態のご本人が安心できる環境、具体的には「部屋の中は最後のプライバシー空間なので絶対に入らない」「批判されない環境」「コミュニケーションのある環境づくり」が必要
⑤筆者の感想
・講演を通して、ひきこもり状態にあるご本人への対応については共通なところが多かった。基本的なところはおおむね踏襲されていた。
・難しい内容ではあるが、支援論というよりは、ご本人の状況に配慮してほしい、といったことも伝えていた点が良かった。
・家族向けの対応について多く紹介されていた印象があった。
うまくまとめられていないような気がしますが、大体このような内容が含まれていました。
最後までご覧いただきありがとうございました!