ひきこもりピアサポート日記@ひき桜代表ブログ

2022年もよろしくお願いいたします(^o^)/ ひき桜関係のイベント紹介や思っていることをたまーに更新しています。

「”ひき町”~町田でひきこもり当事者会を開催します~」のご案内

こんにちは。花粉がすごいですね。家だとハウスダストが気になりますが…。

 

今回は3月19日に東京都町田市で開催されるひきこもり当事者会のご案内です。

「”ひき町”で語ろう!~ひきこもり当事者のための居場所始めます~」というタイトルで、ブログ筆者が関わることになった、新しいひきこもり当事者会です。

 

ひき町って名前…。

センスに問題があっても突っ込まないでくださいね。名前が思いつかなかったので…。

 

さてどんな当事者会になりそうかというと、前半はテーマトーク(話したいテーマがある場合)、後半はフリートークになる予定です。

 

テーマトークといっても、あまり深刻な話題はしないと思います。

でも参加者の声次第で色々な話が出るかもしれません。

参加者の人数によっては2グループとかに分けるかもしれませんが、今回はあまり告知をしていないので、少人数になるのかなと予想しています。

 

町田市には居場所は最近出来てきたものの、ひきこもり当事者会はありませんでした。

そのため今月から当事者会を開催することになりました。

主催者が町田市民ではないので今まで会場を借りることが出来ませんでしたが、今回は町田市生涯学習センター事業として部屋を借りることができました。ただし施設を借りることが出来るのは1年間限定です。

 

そんな中で試行的に開催する当事者会ですが、出来るだけゆるく過ごせる場にしたいというのが筆者の思いです。

当日は話に入っても入らなくてもOK。2部屋あるので休憩することもできます

 

事前申し込み不要、当日はちょっとした飲料菓子を用意するので、気軽にお越しくださいね。

 

それでは当日のご案内です。

日時:2017年3月19日(日)13:30~16:30

場所:町田市生涯学習センター7階「和室」(地図はチラシ参照)

途中入退出自由です。

参加対象:ひきこもり状態にある方・あった方

※参加できるか分からない、と思った方はピアサポート日記の公式アドレスまでお問い合わせください。

参加費:飲料菓子代のみ(大体100円くらい)

申し込み:不要。

直接会場までお越しください。

 

開催チラシはこちらです。

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また、ご案内は町田市生涯学習センターのHPをご覧ください。

ひきこもり当事者・経験者の交流会を開催します “ひき町”で語ろう!/町田市ホームページ(外部リンク)

 

直前のご案内となってしまいましたが、ご関心のある方はぜひお越しください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会参加報告

こんにちは。早く桜の季節にならないかな、と思っているこの頃です。

 

今回は、2月18日に開催された「ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会」について書きたいと思います。

 

ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会とは、「ひき桜」が1年間にわたるピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」の報告を地域向けに行ったものです。筆者は初の総合司会+リレー報告をしました。横浜で行われた、ピアサポートゼミナールは意外にもひきこもり関係では初の試みです。

 

これらのイベントで感じたこと・思ったことを書いてみようと思います。

 

①今年の「ひき桜」は慌ただしかった…

ひき桜では今年度2つの活動をしていました。

一つは以前からある「居場所(女子会含む)」の開催です。メンバーの発案で居場所で女子会も開催することになりました。女子会はとても人気ですね。今まで参加しづらかったけど…という方が参加しやすくなったら良かったかなとは思いました。

もう一つは「ひきこもりピアサポートゼミナール」の開催です。これは当事者団体による当事者同士のピアサポート学習の場として全国初の試みとして行いました。ガチでピアサポートの体系を学ぶところと、一方で演習を通じてフラットに話し合いをする、という居場所とはちょっと違う感じの集まりでした。

居場所は月1回、途中からピアサポートゼミナールが月2回あったので、本当に慌ただしい感じで過ぎていきました。ピアサポートゼミナールは来年度も開催しますが、時期は未定です。開催3週間前くらいにはご案内できるかと思います。

 

②ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会の感想

活動報告会(横浜)には50名の方が来られました。約半数がひきこもり経験者の方ということで、全体的にピアサポートに関心のある方が多かったと思います。どんな内容だったかは池上正樹氏のオンライン記事に掲載されていますのでぜひご覧ください。

diamond.jp

筆者は感想を中心に書きたいと思います。

活動報告会は前半リレー報告という側面があったので若干シンポジウム的な、聞いてもらう形式の時間でした。ただ6名のリレー報告は皆視点が異なっており、筆者は概念・理念に関心がありますが、他の方からは「学んだ内容」や「自分の経験との照らし合わせ」などの報告がありました。視点が異なっていて面白かったという意見があった一方、一方通行にならざるを得ない部分はあったと思います。

後半は対話セッションということで、色々な立場の方が混ざって一緒に話し合いを行いました。テーマは「ピアサポーターが活躍する社会を実現するために、皆さんはどのようなことができそうですか?」でした。やっぱり感じるのはピアサポートってピアサポーターだけの話ではないんですよね。ピアサポートができる環境を整えたり、周囲の支えがあったり、一人ひとりの行動で変わるところがあると思っています。

 

ピアサポーターに関する筆者の考え

あと雑感として違和感を持っているのは「ピアサポーターが資格みたいな扱いになっている」という謎の状況。ピアサポートゼミナールでも徹底していたのは「養成講座ではなく学習会だった」ということです。つまりピアサポーターは資格ではない、という個人的な意見を言いたかった。

なぜなら「ひきこもり経験者同士で支え合いが行われていたらそこで自然発生的にピアサポートが生じている」からです。そして「ピアサポートを行っている人は皆ピアサポーターである」というところです。

よく聞かれるのが「自分はピアサポーター養成研修を受けていないからピア活動ができない」といった声です。大丈夫、できますよ

ただ「ピアサポートのことをよく分からないで活動をすると、上下関係でお節介な活動になったり、相手に迷惑をかける活動になってしまいやすい」というのは重要なポイントでしょう。これもよく聞きますが「自分はひきこもりの経験があるから相手のことは何でも分かる」といった発想です。これは典型的な上下関係+お節介につながるので気をつけましょう。

だからアサポートについてきちんと学ぶ機会と、学び続ける必要性があるんですよね、と痛感した1年でした。

 

本当はもう一つの参加報告を書きたかったのですが、2000字に届きそうなのでここまでにします。また機会があれば書きたいと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

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